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学校の先生がそうでしょう、校長先生なんて管理職しかやってないでしょう、
定年まで無事に務めればいいわけだから、
ともかく何事も起こらないでくれ、という話でしょう。
先生方だって、人間関係優先じゃないですか。
子どもが優先じゃない、PTAの関係、教頭との、校長との関係、同僚との関係を
まず優先するんで、その次でしょう。子どもは。
子どもの面倒見たって、ほめられない、給料があがるわけじゃない。
職人だったら、いい仕事をすればその分だけ注文が増えてきて、値段もあがる。
サラリーマンはそうじゃありませんから。
それは大学で見ていてもわかることで、
まともな子どもだと思うと、親が現場で働いている。
それはどうしても子どもに影響しますよ。
*この50年辛抱すれば、
日本はよくなるんじゃないかな。 |
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だいたい、「団塊の世代」の年寄りがいなくなる(笑)。
比率からいっても、重荷になってますからね、
これが片付かないことには、とにかくどうしようもないでしょう。
いわゆる「戦後民主主義教育」の落とし子、
いい意味でも悪い意味でも、ある意味では特徴のある世代です。
その後は、ブレがなくなっている。言ってみれば平坦な社会で育ってきている。
50年後は、案外常識的な社会になるんじゃないかな、と思いますね。
足りないところはいろいろあるでしょうが、それはまあ仕方ない。
今、生まれた子どもが50歳になるころには、人口の問題、高齢化社会の問題も
ケリがついているでしょう。年寄りがいなくなって。
今の勢いで少子化が続けば、50年後におそらく日本の人口が7千万。
そうすると適正人口じゃないですかね、むしろ。
今、農林省の計算でいうと、現在の耕地面積を凍結してそのまま続けると、
昭和20年代の国民総カロリー、1人あたりのカロリー数は確保できるんです。
20年代といえば、僕らが育った年代です。なんとか生き延びてきた。
だから、今の人口で自給自足で生きられないことはないんです。
それが7千万になれば、3分の2以下、充分生きていける。
このまま停滞しても、弱いものを切り捨てなくても。
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