小分け食いで食べすぎをコントロール
妊娠全期間を通しての体重増加は、妊娠前の体格によって違ってきます。厚生労働省「妊産婦のための食生活指針」によると、BMI18.5未満の【低体重(やせ)】の人は9~12㎏、BMI18.5以上25.0未満の【普通】の人は7~12㎏、BMI25.0以上の【肥満】の人は、BMI25.0を少し超える程度なら5㎏が目安です。
低体重・普通の人ともに、13㎏以上の増加はママにとっても赤ちゃんにとっても明らかにトラブルが多くなります。妊娠後期に入ったこの時期、出産までの健康的な体重増加量を計算しましょう。
もう大分体重が増えてしまった場合、1日の食事量を6回に分けて食べてみましょう。
たとえば、起床時の7時、ご主人を送り出した後の9時、昼食の12時、昼寝の後の4時、家族と一緒の8時の夕食、眠る直前の11時ごろで、都合6回になります。ただし、眠る前は空腹を抑える程度に少量にします。次に猛烈な食欲を感じるのが、胃のつかえがとれる妊娠36週ごろですが、今から小分け食いを習慣にしておくと、ずいぶん楽に食欲をコントロールすることができるでしょう。
後期母親教室に参加しましょう
妊娠8ヶ月からはいよいよ妊娠後期です。体の変化が目立ってきますし、そろそろお産の準備も必要です。お産が近づいた兆候やお産開始を知らせる症状、また、お産の進み方についても勉強しておきたいので、お産をする病院の母親教室に積極的に参加しましょう。
パパの立ち会い分娩を希望する時は、早めに伝えて、立ち会い分娩の注意について聞いておきます。パパと一緒に参加できる両親教室がある場合には、ぜひ、夫婦2人で参加しましょう。病院によっては、両親教室へ参加することを、立ち会い分娩の条件にしている場合もあります。
そろそろ入院と赤ちゃん用品の準備を始めましょう
そろそろ「出産」の準備を始めましょう。赤ちゃん用品は、お産入院の時に持っていくもの、退院後すぐに必要なもの、退院後しばらくたってからでも間に合うものなど、リストを作りながら準備するといいでしょう。できれば、先輩ママから、買うもの、リースですむものなどのアドバイスをもらえるといいですね。
お産入院のための準備用品は、病院によって多少違います。母親教室や妊婦検診でリストをもらい、それをもとに必要品をそろえ、ひとまとめにしてバッグに入れておきます。
準備といえば、お産費用などの経費についてもパパとよく相談しておきましょう。赤ちゃんの出生後に受け取れる社会保険や国民健康保険からの出産育児一時金についても確認しておくといいでしょう。
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