妊娠・育児大百科

妊娠月・子どもの月齢ごとに、知りたい情報をギュッと集約。発育発達、母体の変化、今やるべきことetc.わかりやすく解説!

こまめに体を動かして体重増加をセーブ

体重管理の基本はとてもシンプルです。「食べたら動く。食べすぎたら、たくさん体を動かす」こと! 摂取したカロリーは小まめに体を動かして消費し、脂肪貯金を作らないことが大切です。

医師の許可が出ているママは、マタニティエアロビクスやスイミング、ヨガなど、積極的に好きな運動を。誰でも簡単にできるのは早足ウォーキングです。お産の時に使う骨盤底筋群(自転車に乗るとサドルに当たる三角形の股の部分)が鍛えられます。運動は苦手、嫌いという人はせっせと家事を。家事で短時間ずつ小刻みに体を動かしても、カロリーは消費されます。

ゴロ寝ばかりで体を動かさないと、全身への血液の流れが滞り、血液もサラサラからネットリとした状態になります。これでは母体にとっても、おなかの赤ちゃんにとっても不健康です。また、体を動かすことは血行をよくすると同時に、気分転換にもなります。

名前を考えたり、コミュニケーションを

赤ちゃんに胎名をつけて呼びかけてみましょう。

妊婦生活も半分以上が過ぎて、お産のこと、ママになること、赤ちゃんのいる暮らしなどが現実みを帯びてきます。赤ちゃんを迎える心の準備は整ったでしょうか。

胎動はおなかの赤ちゃんからの呼びかけです。グニュッとおなかが突き出て、赤ちゃんの足の形を感じることもありますね。そんな時はぜひ、パパにも触らせてあげてください。また、おなかの赤ちゃんに胎名をつけて呼びかけてみるなど、妊娠中の今だからできる赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しみましょう。

超音波検査で性別を教えてもらったママも、誕生の時の楽しみにとっておくことにしたママも、パパと一緒に赤ちゃんの名前を考えましょう。名づけは両親から赤ちゃんへの最初のプレゼント! どんな名前にするか知恵を絞るのは、心がワクワクする楽しい作業ですね。それに、早めに候補をしぼっておくとあわてずにすみます。

涼しく過ごしやすい環境をつくりましょう

ママの体内を循環する血液量が増えるので、体温が高くなり、汗もかきやすくなります。夏はもちろん、冬も厚着をしたり室温が高くなると、暑くて不快になることがあります。夏にはクーラーで室温を調節しながら快適温度にして、冬は暖房のしすぎに気をつけましょう。

冷え性のママの場合、おなかが冷えると赤ちゃんに悪いのではと保温目的で腹帯やコルセットをすることがありますが、おなかをしめつけることになるので控えましょう。冷えを解消するには、手足と首を保温するのがコツ。ソックスや手袋、それにスカーフを上手に使うといいでしょう。

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