離乳食のスタート時期を考えましょう
最近は、離乳食を赤ちゃん本位にゆっくり始めるようになっています。赤ちゃんに次のような様子が見えたら、離乳食をスタートしてみますが、嫌がるようなら無理に始めることはありません。生後6ヶ月になってからスタートしてもいいでしょう。
- ☆ママやパパが物を食べているとじっと見つめる。
- ☆食べ物に手を伸ばそうとする。
- ☆よだれをたくさん出して食べたそうにする。
初めてトライする離乳食は、ポタージュスープのようにトロトロしていて、粒々のないなめらかな状態に調理するのが条件。トロトロおかゆ(全がゆをトロトロにしたもの)や野菜の裏ごしが一般的ですが、条件通りに調理する自信がない時は、ベビーフードを利用してもいいでしょう。食べ物の新しい味や形、器具(スプーン)に挑戦することは、赤ちゃんにとって大きな冒険。最初は1種類の食品を1さじから始めるなど、進め方の基本を守るようにしましょう。様子を見ながら食品の種類を増やし、1ヶ月を目安に1回に10さじぐらいまでに増やします。
離乳食の目的は、じょじょに形のある食べ物を食べられるように赤ちゃんの食生活をリードしていくこと。ですから、離乳食を作るうえで一番大切なのは食べ物の形、つまり、調理の形態です。トロトロの流動食から始めて、少しずつ粒々を大きくしていきながら、赤ちゃんの飲み込む力や噛む力を育てていきましょう。
夜泣きが始まることがよくあります
5ヶ月頃になると夜泣きが始まることがあります。空腹、のどの渇き、おむつの汚れ、暑さや寒さなど、原因をさまざま探って解消しても泣きやまないことが多く、ママやパパにはつらい時期でしょう。
夜泣きの原因ははっきりしないのですが、昼間の精神的な興奮や運動不足の他、夢をみるせいともいわれます。眠っている赤ちゃんを見守っていると、声をたてて笑ったり、泣きそうな表情をすることがあって、「夢をみているのかな」とママが感じることがよくあります。いずれにせよ、夜泣きはグンと知恵がつく頃に起こり、個人差はあるものの数週間続くこともあります。
- ★ねぼけて泣き続ける時は一度起こしてから、改めて寝かしつける。
- ★夜風には沈静作用があるので抱っこ、ベビーカー、車で外に出る。
こんな対策で夜泣きが軽くなったという先輩ママは多いのです。
- ★「泣くだけ泣けば」と開き直ることも効果的!
睡眠を邪魔されるママやパパがイライラしたり、早く寝て~と焦れば焦るほど泣き続けることがあり、「泣きたいだけ泣きなさい。とことんつきあうわよ」と開き直ると不思議に泣きやむことも。