母乳不足ならミルクを足しても…
母乳が足りているかどうかが気になるママが多くなります。だいたい3~4時間おきに母乳を飲み、満足した様子で眠り、目がさめている時は手足を元気にパタパタ動かしてご機嫌にしているようなら、母乳は足りていると思っていいでしょう。
母乳は赤ちゃんが飲み始めるとつくられ始めるので、乳首を吸われると乳房が張ってきてシューッとおっぱいが流れる感じがあり、赤ちゃんのほっぺたやあごの筋肉がよく動いてゴクンゴクンと飲むようなら、ほとんどはよく出ています。
そんな感じがなくて、授乳してもまたすぐに泣いて欲しがったり、30分近くも乳首を離さないような時、オシッコや便があまり出ない時には母乳不足のサインのことがあります。心配な時は体重を測ってみましょう。1日25~35gぐらい増えているかどうかが母乳が足りているかどうかの目安になります。
母乳が不足しているようなら、ミルクを足してあげましょう。現在のミルクは栄養面でかなり母乳に近くなっていますから、ミルクを足すことで赤ちゃんに後ろめたい気持ちを持つことはありません。ただし、授乳の時には赤ちゃんを抱いて、目を見つめ、話しかけながら飲ませてあげましょう。抱いてもママがテレビを見ていたり、抱かずに哺乳瓶を横に置いて飲ませるなどは控えて。ミルクの時こそ、十分なスキンシップを心がけるようにしましょう。
沐浴はパパとのコミュニケーション・タイムに
1ヶ月ごろからは、ベビーバスを卒業して浴室の湯ぶねでの沐浴もOKになります。沐浴はパパが具体的に育児参加する第一歩として最適。とくに核家族の家庭では、パパが沐浴を引き受けてくれるだけで、ママはずいぶん助かりますし、パパにとっても赤ちゃんとのスキンシップを楽しむミュニケーションタイムになりますね。
とはいえ、赤ちゃんの扱いに慣れないパパが多いでしょう。パパが自分の体を洗い終えた頃に、ママが赤ちゃんを裸にして浴室へ。赤ちゃんの着替えを用意しておいて、ママが裸の赤ちゃんを受け取るようにしてパパの負担を少なくすると、パパもおっくうがらずに沐浴担当係を楽しむことができるでしょう。
外気浴をさせましょう
生後1ヶ月近くなったら、そろそろ赤ちゃんを外気に当ててみましょう。最初は窓を開けて外気を室内に入れることからスタート。慣れたら晴れた日を選んでベランダや庭、家の前などに抱いて出てみます。最初は数分程度にしてだんだんに時間を延ばしていきます。
1ヶ月健診がある頃です
1ヶ月の健康診査に赤ちゃんを連れていく時期です。体重の増え方や体の発達の様子などを医師にチェックしてもらいます。母乳不足などを含めて、心配なことがあったらメモをしておいて、この機会に忘れずに相談するといいですね。