いつものバナナにちょっと手間をかけると、こんな立派なデザートに早変わり。しっとりしたバナナの新食感にハマることウケアイ。縁日によくある飴がけのバナナにも似て、なつかしくもあり。

今月の料理人　渋谷和久さん

フランス料理店の名店『エヴァンタイユ』から都内レストランを経て、1992年「キハチ」入社。銀座店など、各店舗の開発に携わる。1999年に独立し、『食工房　ルコラ』を開店。神奈川県相模原市の実家で作る野菜や、奥様の故郷・福島から送られてくる山菜や栗、キノコ、秋田の友人から直送してもらう魚介類など、出所のはっきりした安全な素材にこだわる。料理法はイタリアン、フレンチ、中華、エスニック……と自由自在、闊達。２児の父。

バナナ　４本
グラニュー糖　150ｇ
無塩バター　45ｇ
水　適宜
ペルノー（ない場合はその分水を増やす）　大さじ２
バニラアイス　適宜
ドライフルーツ　適宜

料理ノート
素材の力　バナナ
試合前にバナナを食べる、というスポーツ選手が多いことからもわかる、栄養バランスの優れた果実。食物繊維、ビタミンB1、B2、Ｃ、カロチン、鉄、カルシウム、カリウムなどが豊富。1本約90kcalとヘルシーで消化吸収もいい。