6月26日(火) 電車の神様
さあ、今日はどこ行きます?けいちゃんに確認する秘書(母)。「とーざいしぇん、だな!」。毎朝のスケジュール確認からのスケジュール調整をする秘書(母)。もう、東西線を口にしただけでハッピー、ウキウキな小さい人。今日も頑張ってお出かけしよう!新しく仲間入りしたプラレールの東西線と古株の東西線などなど電車旅で見られるすべての車両を自分のリュックにつめて、けいちゃんご出発!
いつもの定位置で東西線を中心に(JR車両も見られる)パトロールしていたら、なんだかふと移動したくなった。隣の番線、ホームの端までテクテク。着いたら、立派なカメラを持った電車の先輩方が数人いた。何か来るのかな?と思っていたら、そこから来る来る、カメラを持ったたくさんの先輩方。なかにはスーツを着た「仕事の合間だよね?」という人もいて、いつもはけいちゃんと2人の電車見学なのに、今日は人混みで前がよく見えない状況に。なんだろう?けいちゃんと電車を見ながら待っていたら、にわかにザワつく先輩方。
カシャカシャ、カメラ音が響いて、やってきたのは…分からない。うん、私にはわからない。可愛い古い感じの動力車一両のみ。なんだか少し前に新宿駅で見た車両に似てるな。先輩方は電車と共に走って消えて行った。これだけ毎日あちこち行ってると、貴重な車両も見られるけれど知識がないのでなんとも…。そして貴重っぽい車両が来る時にはいつもはたらく私の勘、なんとなく移動した方が、なんとなく◯◯を見に行った方が、そんな漠然とした思いでフラフラと動く。もしかしたらけいちゃんのために電車の神様が教えてくれているのかな?
6月29日(金) 見つかった!
ずっと先延ばしにしていたけいちゃんの通帳を作りに行ってきた。昨日受け取ったばかりの手彫りハンコを持って銀行へ。一階にATM、二階に受付があるので手続きをしていたら普段は私の側から離れないけいちゃんが、たーっと走って行ってしまった。「けいちゃん!!」呼んでも戻ってこず、離れた所にいる人と話したまま。「けいちゃん!!」大きな声で呼びながら駆け寄ろうとしてビックリ、母だった。たまたま銀行に来たら上から聞き慣れた声がして、上がってきたそう。家が近いとこういう出会い(目撃)がちょこちょこある。
そしてやっぱりお話しの声が大きいけいちゃんだからかな。手続きが長引いたので母とはお別れして待っていたら、今度は知らないおばあちゃんに話しかけられた。そのまま長々とお話し。雰囲気が私の父方の祖母にそっくり。しゃんとして、丁寧な言い回し。途中、けいちゃんがフラフラとカウンターに行って愛想をふりまいたら、キャラクターのキーホルダーをもらった。それをそのおばあちゃんに見せたら、「あら、良い子にしてたからくだすったのよ」と。今ではもう60近い息子が2人いて、思い出すのは息子たちがまだ幼い頃のことばかりだと言っていた。写真を見ても可愛いのはやっぱり小さい頃。「今を大事になさって」とおばあちゃんは笑っていた。はい、大事にします、今も、そしてずっとずっと先も。
ゆりころさんへ
けいちゃんは体力増強中。ゆりころさんは、秘書と伴走者を兼務中。
もしかしたら、けいちゃんがペースメーカーで、ゆりころさんが選手なのかも!?
(So Da Tsu com編集部)