3月9日(日)　がんばったのね

4人部屋での入院生活がはじまりました。母児同室なので、ほかのお母さん達のおっぱいをあげたり、オムツをかえたりする生活音に癒されます。何より、産まれたての赤ちゃんの声がもう最高の音楽(？)というか、泣き声には聞こえず、しゃべり声に聞こえてきてびっくりしました。耳もバージョンアップしたのかしら？最初は夫も泊まれるように個室希望でしたが空きがなく、でも大部屋でよかったです。一人きりだったらさみしくて鬱になっていたかもしれません。数時間おきに赤ちゃんの声で目覚め、その度に何とも言えない幸せな気持ちになります。
午後、看護師さんが母子手帳を持ってきてくれ、記入されていた分娩時間に、どびっくり！！『62時間』と書いてあったので、30時間位と思っていた私はぼう然としました。その後、怒涛のように涙があふれてきて、「実感ないけど、がんばったんだ、私」と思いました。どうりで朝から看護師さんがみんな「本当にお疲れ様でした」とか「すごく頑張りましたね」と、声をかけてきたわけかと納得しました。私は62時間過ごした自覚はないけど、付き添ってくれた夫、両親に本当に感謝します。
赤ちゃんもすごく頑張ったんだなあ。やっと出てこられておもいきり肺呼吸しようとして穴あいちゃったのかなあ？と、同志のような気持ちです。はっきりした気胸の原因はわからないけれど、産後、肺呼吸しようとして勢いよすぎたり、呼吸を助けるために酸素の濃度を上げることでなったりするそうです。でも長時間の分娩で疲れていたのは確かなので早く元気になってほしいです。

3月10日(月)　うつぶせ

体のあちこちが痛くて、右足はしびれて片足で立てないというか、歩こうとするとカクッところびそうになるなど、段々ハイ状態が終了してきました。産後の体操を始め、久しぶりにうつぶせになってみました。圧迫されたお腹が痛みますが、最高です。
午後と夜に面会時間があるので、ヒーヒー言いながら小児科へ。丸イスに円座クッションを敷いてますが、長時間座って、クベース(保育器)に手を差し入れる姿勢はかなり辛いです。でも、なるべく長く息子に触れていたいので、残りの時間はとにかく横になって体力温存。
「産まれたら、いっぱい抱っこするよー　早く出ておいでー」と産前声をかけていたのに、まだ手の平でしか触れることができず、ウソついちゃってごめんね…と切なくなりますが、大部屋の私より息子のほうがもっとさみしいだろうなと思い耐えてます。

3月13日(木)　いろんな痛み

息子は日に日に、口や鼻のチューブが外れ、クベース内でミルクを飲んだりオムツをかえたり元気になっていきます。チューブをとめていたテープが顔から取れた時は、感動して号泣してしまいました。
私のほうは相変わらず、同室の皆さんをオカズにバーチャル学習しつつ、面会時間以外はヒマなので、いろんな痛みに参ってます。分娩時に押されたお腹の痛み、子宮が収縮する痛み、骨盤や恥骨がじーんとうずく痛み、傷やぢ(いつの間にできてたの？というくらい初日は気づかなかった)の痛み、足のしびれ…まだ歩くのもヨボヨボで回復の遅さに年齢を感じました。
息子が退院するのは私より後になるので、今のうちに体力を取りもどしたいです。おっぱいマッサージの効果か、じわっと出てきてシリンジに取ってもらって冷凍して息子に飲ませてもらいました。どんどん出てきますように。

3月14日(金)　初だっこ！！

3月15日(土)　夫も抱っこ！！

3月16日(日)　初おっぱい

今日は初めて直接おっぱいをあげました。入院中、同室の赤ちゃんが泣くたびマッサージをしてましたが、まだ2，3本、じわっと開通してる程度なので不安でしたが、息子は意外と上手にくわえて力強く吸ってくれたのでこれからたくさん出そうな感じです。
うんちもモリモリしています。明日も楽しみだー！！