4月19日(日) 早速、アパート探し
この週末は10件のアパートメントを見てまわった。昨日は、第二次世界大戦前に建てられた赤レンガの物件に出会った。まるで映画にでも出てきそうな薄暗くて古めかしくて、夫婦2人だったらきっとここを選んだと思うのだが、“子育て”という観点ではさまざまな難があり、泣く泣く却下。
今日は、カウンター付きキッチン(リビングで遊ぶ子どもの様子を見られる!)、室内に洗濯機あり(マンハッタンでは珍しい)、キッズルームやプール完備という好条件の物件があった。周辺には公園がたくさんあって、子連れ世帯が多い土地。何より、建物の前の小さな通りに白い花をつけた街路樹が並んでいて、その光景を見たときに直感的にココ!と。
通勤にはやや不便なので夫は尻込みしているけれど、説得したい!
4月20日(月) 即断即決!
「まだ他にもいい物件があるんじゃないか」となかなかOKしない夫。職場から徒歩圏内が夫のたっての希望で…そうすると、ゴミゴミした街中になってしまう。対する私は、子育て環境と自分の暮らしやすさが最優先なので、なかなか意見が合わない。
でも迷っている暇などなーい!マンハッタンの物件は売り手市場で、なんと空き室率はたったの1%。いい物件はすぐに埋まってしまうと聞く。今すぐ、さあ、決断を!と迫る私に夫は引き気味で「職場の人たちにも相談してくる」だってー。チッ。
4月22日(水) 広いベッドでも…
日本では布団だったけど、ホテルでは初めてのベッド生活。いつも添い寝で私にべったりのすぎ丸が、ベビーベッドで一人で寝られるはずもなく、こちらでも大人用のベッドで添い寝している。日本からベッドフェンスを手荷物で3つも持ち込んだので、転落対策はばっちり。
これからは大きなベッドで広々と寝られる!と思っていたけど、甘かった! すぎ丸を端っこに寝かせても、夜中にどんどん迫ってきてピッタリくっついてくる。暑苦しいので私が逃げ、するとまた抱きついてきて…と繰り返しているうちに、すぎ丸がベッドの真ん中、私は端で直立不動、といういつもの光景に…。
4月24日(金) イライラ
朝、私が着替える間、夫にすぎ丸をみるように頼んでおいた。それなのに、夫の目の前で、おすわり姿勢からひっくり返って頭を強く打った。嫌な予感がしたのであらかじめ注意しようか迷ったんだけど、いちいち細かいこと言われるのも嫌だろうと何も言わないでいたら、案の定…。「見ていて、というのは、ただボーッと見るだけじゃないの!危なくないようにちゃんと注意していてよ!」とブチギレる私。
子育てに男も女もないとは言うけれど、でもやっぱり、全方位へ神経を張り巡らしている母親とちがい、父親は注意力散漫だと思う。すぎ丸がいるのに信号無視したり、抱っこ中の咄嗟の動きが荒かったり、何につけても「大丈夫、大丈夫!」と言って楽観的なのも腹が立つ。
でもまあ、私が心配性で細かいタイプなので、夫婦でバランスがとれてるってことなのかな? こちらに来てから、やたら気が立ってイライラしている私です。
まるこっこさんへ
祝!!まるこっこさん一家NYへ行く!!
無事に着いたようでひと安心。そして、すぎ丸くんのご機嫌なお顔が見られてひと安心。
(So Da Tsu com編集部)