8月18日(月) 退院
読み聞かせると最後までじーっと見入っている。絵本『あなたが うまれた ひ』
自宅に戻ってからは、ひたすら育児に追われる毎日。授乳、調乳、おむつ替え、あやしだけで1日があっという間に暮れていく~!常に意識が朦朧としていて、メールやネットする余裕も無し。身の回りのことは実家のお世話になっているのに、こんなに大変だなんて…自宅に帰ったらどうなっちゃうんだろう!?
読み聞かせると最後までじーっと見入っている。絵本『あなたが うまれた ひ』
入院中の出来事。生後2日目、母乳は搾って搾ってやっとじんわりにじむ程度。こんなんでお腹いっぱいになるはずもないのに、すぎ丸は一所懸命に吸い付いて、授乳後は満足げな表情をする。私は「母乳が出なけりゃミルクがあるさ!」と軽く思っていたけれど、我が子のけなげな姿をみていると、ああ、この子を母乳でお腹いっぱいに満たしてあげられたらなあ…と、しみじみ思う。
そのあと、抱っこして「ゆりかごの歌」で寝かしつけた。この歌は、祖母が母に、母が私に歌った子守唄で、今度は私が我が子に歌い継いでいる。この世に不幸なんて無いのではないかと錯覚してしまいそうなほど、幸せそうな安心しきった顔で私の腕の中で眠るすぎ丸をみていたら、次の世代に鎖がつながったことへの感謝と、私の元に来てくれてありがとうという思いがこみ上げてきて、柄にもなく泣いてしまった。
この先、子育てが辛くなったり投げ出したくなることもきっとあると思うけど、この日の気持ちを忘れないようにしよう。
入院中は、母乳がわずかににじむ程度にしか分泌されなかった。ふつうは産後3~4日目にくるはずの乳房の拡張期(パーンと張る)も私には訪れず…すぎ丸の体重は10%近く減少。3日目には黄疸の光線治療を受けることになり、治療による脱水を予防するためにミルクをたっぷり飲ませなければならず…。陣痛も自然につかなくて薬剤投与しまくりだったし、母乳もまるで出ないし、やっぱ私の体ってどこか歯車がうまくまわらないんだわ…!とかブルーな気持ちにもなった。
結局、ほとんど母乳が出ない状態で退院。このままミルクがメインになるのかなあと思いながらも諦めずに頻回授乳を続けていたら、退院翌日(産後5日目)からようやくおっぱいが張り始めた!
6日目、黄疸チェックの受診のついでに、助産師さんの授乳指導。パンパンに張ったおっぱいをマッサージして、まだ閉じていたいくつかの乳腺を開通してもらった。体重増加が順調なので、ミルクをもっと減らしていいとのアドバイス。
そして9日目の今日、再び体重チェックの受診。ミルクを減らしてもじゅうぶんすぎるくらい体重は増えているので、もう医学的にはミルクは不要だろうとのこと!諦めずに吸わせ続けてよかったー!!
今、ミルクは1日1~2回、40mlだけ飲ませている。今後、我が家は家庭環境が大きく変わりそうで、ミルクも飲めるようにしておいたほうが便利かなあという親都合ですが…。今のところ選り好みせず飲んでいるけど、いつまで続くかなあ?
まるこっこさんへ
1ヶ月~2ヶ月はぐずぐずの生活が続くのもしかたありません。新米ママとやる気満々の新米パパには、すぎ丸くんからしっかり指導が入るから大丈夫!!
(So Da Tsu com編集部)