5月8日(月) 牛歩戦術失敗
鍵穴に小さい指をグリグリしたまま時間は過ぎてゆく。ひたすらボーッと待つ母。なんて、すべてを気長に見守っていたら、結局実家には行きつかなかった…。大人ならあと1分、いや数十秒という距離のところまで到達したものの、そこにあった公園で遊び始め、まさかのスネ強打、泣いて撤収となった。実家は目前だったのに…。
公園まで行く間にも、途中にある小学校の門を隅々まで指を入れてチェックしたり、さらに門を穴が開くほど見つめたり(何を見ていたのか不明。門を凝視したまま仁王立ち、ピクリとも動かず)、PTA活動で来られたお母さんと挨拶したり、道に数メートル毎にあるマンホールをいちいちチェックしたり、道路わきの段差では片足を天高く上げて乗り越えたり(まるで漫画に描かれる野球のピッチャーの投球フォームのよう。大袈裟なわりに足の着地点が手前すぎてほとんどの段差がこえられず…)、すれ違うおじいちゃんと交流したり、とにかく全っ然目的地に着きやしない!実家がこんなに遠いなんて…まさに味噌汁が冷えっ冷えの距離。
ゆりころさんへ
張り切ってお散歩!なのに、寄り道が楽しくて前に進まないけいちゃん。
階段が登れるようになって、ますますお出かけが楽しくなったね!
(So Da Tsu com編集部)