7月18日(月) マナーの違い
遠くに自由の女神
一番戸惑うのは、公共交通機関でのこと。日本では電車やバスで子どもが靴を履いたまま座席に立つのはマナー違反だけど、アメリカでは公共の場で靴を脱ぐことのほうがマナー違反。だから、子供たちは靴を履いたままイスの上に立つ。現地の習慣に合わせてすぎ丸にもそうさせているけれど、未だに違和感を感じてしまう。汚いって思わないのかな!?
遠くに自由の女神
夫の職場の婦人会に子連れで参加。10人もの子どもたちが集まり、とても賑やかな会だった。上役の豪華な御邸宅で開催されたのだが、すぎ丸はすべての調度品を一つずつ手に取り、「いったい、何なのか…」「はっ…これは!?」「うっわー!!すっごぉーーーい!!!!」と言いながら検品し、それでは飽き足らず勝手にドアを開けて別の部屋を探索しようとし、私は冷や汗…。
奥様が、「今日置いてあるものは、すべて子どもが触っても大丈夫なものだから、止めさせなくていい」と言ってくださったものの…何か壊すんじゃないかと終始ハラハラ。親が青くなっているのをよそに、その場にいた誰よりも今日という日をエンジョイしていたすぎ丸。
生後4ヶ月のすぎ丸
すぎ丸と2ヶ月違いのKちゃんと、ママのYさんがうちに遊びに来た。Yさんはある分野のアーティストとしてNYで働いている。10代の頃からひたむきに自分の腕を磨いてきた努力や、広い世界に飛び出すことができた勇気…私はいつも尊敬の眼差しで見てしまう。
彼女は自由人なので生活面に関しては本当にいい加減で、ご飯なんてほとんど作らない!と言うツワモノなんだけど、子どもに対する愛情深さは目を見張るものがある。そして子育てが何より楽しいからと、リスクを承知で今は仕事をセーブしていて、そういう決断力や自分への正直さもあっぱれだなあと思う。
どうしたらこういう人に育つのだろうかと興味をもって聞いてみたら、お母様がとても寛大で、幼いときにも思春期も、Yさんのことを信じてすべて受け止めてくれたのだそう。人を傷つけることや、本当に危険なこと以外は、一切うるさいこと言われたことないって。うーん、なんだか納得。
私の両親から、一足早いすぎ丸の誕生日プレゼントが届く。プラレールのハイテク駅と車両、それから日本の子ども服。他にも貴重な日本のお菓子や乾物が~!嬉しくて心がホクホク、そしてちょっと日本シックになった。
この箱の中の空気は日本のものかな?と思い、クンクン吸い込んでおいた。すぎ丸のプレゼントは来月の誕生日まで隠しておこう。
水上タクシーでGO!
粘土をこねこね~
まるこっこさんへ
まだ2歳。じっとしていたくない子を、じっとさせることには何の意味もありません。
子どもには、「自由に遊べる安全な環境」が最適です!
(So Da Tsu com編集部)