1月18日(月) ワンワン!
「アンワン!」
実家に着いてからは嘔吐もすっかり治り、犬のトトちゃんを「アンワン!アンワン!」と夢中で追いかけ回している。ぜんぜん怖くないみたい。私の父を「ジ」、母を「バ」と呼ぶことをすぐに覚え、ジジババたちはメロメロ。
「アンワン!」
「日本はなんて清潔なの!」。成田空港に着いて、一番最初にそう思った。どこもかしこもピカピカに磨き上げられ、チリ一つ落ちていない。ススや汚水まみれのNYとは大違いだ!
今日は近所のスーパーとドラッグストアに出掛け、商品の陳列の美しさや、店員さんの丁寧さに感動。NYなんて腐った食品が平気で並んでいたり、レジの店員がぶっきらぼうに「Next!(怒)」って指示してきたりするからね。やっぱり日本いいわー!
でも、その反面、この日本の長所である、正確さ、完璧さ、真面目さは、この社会の「息苦しさ」「他人への厳しさ」と表裏一体であることが、今ではよくわかる。子どもや弱者は、そういうストイックな社会には相容れない存在であることも。
自分に厳しい人は、周囲への目線も厳しくなりがちだ。機内ですぎ丸に優しくしてくれたのは、シートを6席占領して、ブーツを履いたままの足を座席の上に投げ出して寝ていた中国人女性だった。
従兄妹どうし
母に付き添ってもらい、新宿高島屋でショッピング。私が服を見ている間、近くをベビーカーで周ったり、フロア続きの東急ハンズで歩かせたりしてくれて、久々に、本当に久々にゆっくり自分の買い物ができた。た、楽しすぎるー!
レストランフロアでランチをしたあとは、屋上庭園やおもちゃ売り場で遊ばせた。便利なベビールームや綺麗なトイレもあって、日本のデパートって素晴らしい!
日本に帰ると昼夜逆転が1週間くらい続くと聞いていたのだが、いつもよりお昼寝が長めだったり、朝の5時半頃に起きたりという程度で、ほとんど時差ボケがない様子。機内で寝てくれないのはしんどかったけど、そのお陰で時差ボケが少ないのかも?
今日はセブンイレブンに行って、お菓子やカップラーメン、コンビニ弁当などを買い込んだ。あー、楽しい楽しい!アメリカのセブンイレブンは飲み物と少しのスナック類しか売ってないし、大きなスーパーもこんなにたくさんの季節限定や新作お菓子が売り場を賑わすことはないなあ。
大学時代の友人たちと、新宿パークハイアットで日本料理に舌鼓。個室は利用料がかかるけど、いたずらしにくいテーブル席で、子どもが歩き回れるだけのスペースもあり、とても良かった。
同い年のRちゃんはすぎ丸を気にして、しきりに指でツンツンしてアプローチ。すぎ丸は積極的なRちゃんに戸惑い気味で逃げまわり、両手を胸の前でワサワサさせて「やめてやめて!」のサイン(笑)。しかし、最後は形勢逆転。Rちゃんがイヤイヤ!と嫌がるのを楽しむように、Rちゃんのお気に入りのリュックに触り、しまいにはキスまで...!?
しかし、子連れだとどうしても子ども中心になってしまうよ。次に会うときは、すぎ丸はお留守番してもらってゆっくりおしゃべりしたい~!!
まるこっこさんへ
夜と昼が逆転しても、なんとなく調整している様子のすぎ丸くん。実は、東に行くほうが大変なんですよね(笑)。NYに戻った時のことが心配…。
(So Da Tsu com編集部)