8月31日(月) 夏休み終了
何度見てもカマキリマンに怯える
午前は公園に連れていき、夕方はアパートのキッズルームで放牧。それでも間が持たなくて、おかあさんといっしょ×2、にほんごであそぼう×2、いないいないばあ×2と、テレビをフル稼働させてしまった…。
やっぱり夫がいる日々は極楽だったなあ。家事とすぎ丸の相手を手分けしてできるし、すぎ丸もパパがいれば気が逸れて私への執着がやわらぐし。そうだよね、パパがいるほうが楽しいよね。明日から何をして過ごそうかなあ。
何度見てもカマキリマンに怯える
この前、お友達から「夏休みや旅行を境に、生活リズムががらっと変わる子が多い」と聞いた。おでかけなどで頑張って起きているうちに体力がつき、起きていたほうが楽しいことがある!と知ってしまったりして、昼寝の回数が減ったり、昼寝時間が短くなったりするらしい。
うちの子も漏れなく、その道を辿ってしまったようで…。もともと、午前に1時間、夕方に1時間のお昼寝だったのが、夏休み前からときどき午前寝をとばすようになり、夏休みに入ってからは完全にそのパターンが定着。昼頃に2時間くらいまとめて寝るようになった。夕方寝のときは夕ご飯の準備をする絶好の機会だったので、お昼寝1回は厳しい!また家事のやりくりを練り直さなくては。
ちょっと慣れて楽になったかなあと思うと、また次の壁がやってくるのが育児ですね…。
午前に、お友だちの家でお茶。2歳の男の子は、まだ言葉もたどたどしい幼子なのに、お兄ちゃんらしくすぎ丸におもちゃを渡したり、そのおもちゃの使い方を教えようとしていた。すぎ丸も一生懸命、表情と手振りでその子に何か伝えようとしたり、真似をしてみたり。そんな二人が微笑ましい。
すぎ丸は、我が家にはない車のおもちゃに夢中になっていて、教えてもいないのにもう男の子の趣味してるんだなーと感心。東京とちがってマンハッタンは電車が魅力的ではないので(汚い地下鉄ですから…)、車にハマる子のほうが多いみたい。
すぎ丸と1ヶ月ちがいの女の子は、ママに掴まって立つ動作を繰り返していた。すぎ丸もちょっと前までこれやっていたっけ!最近はすっかり自信がついたのか、私での練習はやらなくなってしまったなあ。
昨日アパートの貯水槽の清掃があって、断水後に茶色い汚い水が出てきた。それで今朝、キッチンの蛇口のノズルの中を掃除しようとヘッドを外したら、ホースが中に引っ込んで、ヘッドを取り付けられなくなってしまった。
すぐにコンシェルジュに電話してハンディーマンを呼んだんだけど、2時間経っても来ない…。午前の散歩に連れ出さなくちゃならないのにいつまで待てばいいの~!? 何時に来るのか再度、問い合わせたら、状況を調べるから少し待って、と。
その返事がようやく来たのが1時間後で、もう12時半…午前が丸々つぶれた。しかも「今日は担当者が午後から出勤だから、13時間半~2時頃になる」という。それ最初からわかっていれば、公園行けたのに! すぎ丸はもう家に飽き飽きしてご機嫌斜め。
さらに2時間が経過。まだ来ない…再度電話。また「状況を調べるので折り返す」と。その返事がきたのが、さらに1時間後…いい加減にしてくれ…もう夕方の16時だよ…私とすぎ丸の1日を返せーーー!
結局、ハンディーマンが来たのは17時。1分で取り付け完了。たかだかこれだけの作業で、1日潰れるとか…これが、アメリカです。アメリカあるあるです。もうストレスでひどい頭痛。
昨日から引き続き、今朝も頭痛。やり場のない怒りが原因かしら。精神衛生上、ああいうとき本当はブチ切れるべきなんだろうと思う。
でも元々、気弱な性格の上に、ブチ切れるにも英語が必要だし…嫌味の一つも言えやしない…!いや、日本語でまくし立てればよかったのかも? ああ、不甲斐ない。
悔しいけど、結局、怒りの矛先は、自分へと向かう。基本的には、マンハッタンは何でも手に入るし、人種差別的な目にあったこともないし、快適とはいかないまでも、不自由のない暮らしをしている。でも、定期的にやってくるこの手のトラブル…一度、勃発すると、とにかく解決に時間がかかり、すごーく精神を削られる。
現地のお友達もみんな同じような経験を何度もしていて、「諦めるしかない、そのうち慣れる!」だって。やっぱり、日本は正確だし、約束守るし、何かとスムーズだよなあ。はあ、毎度のことながら、日本に帰りたい!
今日は午後から地下鉄に乗っておでかけ。
チェルシーマーケットをさらっと見てから、タクシーで移動して、イタリア食材マーケット兼バールのEatalyへ。チェルシーマーケットではロブスターにかぶりついている人々、Eatalyではワイン片手にほろ酔い気分の人々を横目に見ながら、今日は生ハムとモッツアレラ買って退散。
次は絶対に飲みに来よう!
まるこっこさんへ
夏休みが終わり、また母と子の二人の毎日です。まるこっこさんも徐々に人間関係が広がって、ニューヨーカーとも関わりが増えて、頭痛なしでお付き合い出来る日が来るはず…!?
(So Da Tsu com編集部)