10月6日(月) アメリカで子育て!?
来年4月から夫が3年の任期でNYに赴任することになった。私もすぎ丸も帯同する。
実は、この話が決まったのは出産直前の頃だった。「やっぱり家族は一緒じゃなくちゃ」と私もついていくことを決めたはいいものの、決断の前にも後にもたくさんの葛藤があった。夫のキャリアにとってはプラスでも私にはマイナスじゃないか、なんで私だけ犠牲にならなくてはならないのか、経済的な自立を失ったらどうなるのかetc.
今までコツコツと積み上げてきた自分の足場が崩れ去ってしまうような感覚に襲われて、前向きに考えることは難しかった。
でも、すぎ丸が産まれた今、別の見方もできるようになった。子どもは思いのほか愛おしくて、日々成長していく様子は目を見張るほどおもしろくて、毎日が驚きと感動にあふれている。子育てがこんなに楽しいものだったなんて!!生後8ヶ月で職場復帰するはずが、何の因果か、子育てにどっぷり専念する時間が天から与えられたんだ。
自分が進むはずだった道からどんどん遠ざかっていくのを感じ、何か取り残されたようで胸がチクチク痛むこともあるけれど。三十路にきて大きく曲がり始めた私の人生、これからどこに行ってしまうの~!?とワクワクしたりもする。「迷わずいけよ、いけばわかるさ!」の精神で、もういくっきゃない!すぎ丸と一緒に、広い世界を見てこよう!
10月8日(水) 助産師訪問
区の新生児訪問で助産師さんがうちに来た。体重はまさかの6,800g超え…さすがに大き過ぎるので、たぶん目盛りを見間違えていて(私が目盛りを見る役だった)、本当は5,800gだったんじゃないかと思う。
授乳間隔があかないこと、体重の増え過ぎを指摘されたことを相談したら、「今の時期は間隔があかないのは普通だし、完母だと月齢が進んでも間隔あかないこともあるけど、問題ない。体重が増えても母乳なら心配いらないし、満腹感がわかるようになって、運動量が増えれば体重増加は落ち着く」と。今までのやり方で大丈夫なのだと、背中を押された。
しかし、助産師さんによって言うことが全然ちがうなあと思う。桶谷式では「2時間半~3時間間隔で両乳とも飲ませ、15~20分で切り上げる」と言う人が多いみたい。一方、WHOや国際ラクテーションコンサルタントは「時間は気にせず、子どもが欲しがるタイミングで、子どもが乳首を口から離すまで、片乳をじっくり」。さらに病院の助産師さんは「5分ごとに左右を交代して、2クール計20分」。
人によって合う合わないがあると思うけど、私は国際ラクテーションコンサルタントのやり方に近い感じ。
10月10日(金) 生後2ヶ月
最近の成長メモ
・朝、目を覚ましたときに「おはよう!」と声をかけると、満面の笑みを浮かべるようになった。
・夜中の授乳時、自分から顔と体を横に向けて沿い乳体勢でスタンバイするようになった。
・おむつを替えるとき、お腹や太ももにちっちゃな鳥肌が立つようになった。
・何か不満があるとき、ただ泣くのではなく声色を使い分けて「おーう、あうあう!ルァー!!グー!!」とおしゃべりで訴えてくるようになった。
・ハンドリガードはまだしていない様子だけど、イライラしているとき腕をブンブンして私の胸を叩いたり、寝ているときにトントン叩いて起こすようになった。腕の使い方はわかるらしい。
10月11日(土) お宮参り
夫の父母と一緒に、私たちが挙式した神社でお宮参り。写真撮影もご祈祷も泣かずにお利口さんだったけど、さあ今度は境内でスナップ写真を撮ろうという段階になって大泣きしはじめ、ほとんど撮れず…。どうやら掛け着が暑かったみたいで、大汗をかいていた。中は薄着にしてあげればよかったな~失敗失敗。
その後、赤ちゃん連れでホテルの高級中華ランチに挑戦。超大人の静かな空間だったので、泣いたら私が連れて外に出ようと思っていたけど、すぎ丸は食べ終わるまでずーっと静かにしていて、おしゃべりの声もなぜかいつもよりトーンダウンしていて、スタッフの方々に褒められた。一体、どうしちゃったの!?さては、外面がいい子なのか…。
まるこっこさんへ
新米ママには周りから沢山のアドバイスが…。しっかりすぎ丸くんを見ていれば、いつの間にか自信がついて“迷わずいける”ようになります。
そして次なる最強の味方「バウンサー」が登場!! すぎ丸くんとバウンサーは、どうやらベストカップル!?のように見えますね♪
(So Da Tsu com編集部)