6月9日(月) 30週の妊婦健診
最近、夕方から頻繁にお腹が張って辛いことを医師に伝えたら、「とにかく絶対に無理はしないように」と口酸っぱく言われた。頸管長30mmちょいで、子宮口も硬いので今のところまあ大丈夫らしいが、この時期ふつうは35~40mmあり、2.5cmを切ると安静とか入院になることが多い。あと0.5cmしかないわけで、用心しなければ~!
でも、「無理をしない」って、どういう状態よ?という疑問も。今は仕事の大部分を後任に引き継いでいるので、負荷は大幅に減っているし、基本デスクワークなので体を酷使しているわけでも無し。家でも家事している時間よりゴロゴロしている時間のほうが断然長い。じゅうぶん過ぎるほどにペースダウンしているのにな~?
しかし、後期に入ってからやっぱり何となくイマイチだ。振り返ると5~7ヶ月の妊娠中期はすこぶる調子がよかった。文字通り、あれは「安定期」だったんだなあ。
6月10日(火) ボッケボケ
恐れていたことが起きてしまったー!! 午前の取材から帰社したら、なんだか落ち着いてしまって、午後のアポが頭から飛んでいた。後輩から「あれ、あと5分で待ち合わせじゃなかったですか?」と指摘されて、大慌てで待ち合わせ場所に向かう。大事にならずに済んだけど、後輩に言われなかったら間違いなくすっぽかしてた…。
さらに、突然「大変、明日は打ち合わせだった!」と勘違いして(5分前までは、打ち合わせは来週と認識していたのに!)、周囲に妙なことを口走ってしまうし。同僚たちからは「妊婦の仕様だよ」と慰められるけど、すっかり自信喪失。
6月11日(水) オキシトシン
この前の健診では、初めてすぎ丸の顔がはっきり見える位置だった。先生は「動かないでね!このまま、このまま!」と(たぶんすぎ丸に)言いながら撮ってくれた。
我が子の顔をみて、思わず「かわいい~!」と口にした自分にびっくり…! 胎児って猿とか宇宙人に似ているし、客観的にみるとグロテスク寄りで“カワイイ”の対極だと思う。それをまさかカワイイと思うだなんて…最近は、胎動すらも「カワイイねぇ~、元気に生きてるね~」と幸せな気分になる。体調はイマイチでも、多幸感に満ち満ちている!
これはオキシトシンっていうホルモンのお陰だ。頭がぼーっとするのも、赤ちゃんをカワイイと思うのも、母乳が出るのも、オキシトシンの仕業らしい。私はそんなに子ども好きではないので、妊娠前は自分の子を可愛いと思えるのか不安だったけど、いざ妊娠してみるとそんな心配は無用だったようだ。
6月12日(木) またもやダウン
今日は朝からお腹の張りがキツくて、出勤せず自宅で作業。リビングのテーブルで仕事して、張ったら横になって…を繰り返した。
本当につらいときは真っ直ぐ立つのだけでも苦痛で、前かがみになって猿人類のような姿勢で歩いたりしていた。でも、30~40分休むとラクになるから、深刻な症状というわけでもないのかなあ?今回は便秘でもなさそうだし。
(これは私の憶測で何の根拠もないのだけど)胎児の成長に子宮が追い付かなくて、張りが出ている気がする。だって、今朝目が覚めたとき、また一段とお腹が大きくなっている感じがしたもの。
6月15日(日) ベビー服一式を購入[妊娠31週0日]
といっても、店ではなく、カタログ&Web通販で、安いやつで済ませました。いや~、優柔不断な私には、なかなか大変な作業であった。
肌着は白いプレーンなものを買おうと思っていたんだけど、真夏生まれの子は下着とおむつ一丁で過ごすことが多いようだ。となると、白じゃ地味な気がする。
それならば…と、男の子用の色柄ものを探し始めたんだけど、今度は「すぎ丸って本当に男?」という一抹の不安がよぎったり、「もし二人目があるのだとしたら、ユニセックスな色柄を選んだほうがいいのか?」と迷い始める。
さらに、かわいいベビーオールを見つけても「純和風な顔立ちであろうわが子に似合うのかしら…」と自信がなくなる。カタログの赤ちゃんって、みんなクリっと目鼻立ちがくっきりしている天使系だけど、間違っても私と夫からああゆうのは生まれてこない。
袋小路に入って妹に電話で助けを求めたら、「不細工な子にカワイイ服を着せて許されるのは、赤ちゃんだけの特権だ!」と無責任な説得を受け、意を決して買ったのは、超ラブリーな青い小花柄のお坊ちゃま風ベビー服。ガッツ石松に似合うかわからないけど、退院時にはこれを着せよう!
まるこっこさんへ
怒涛の勢いで成長するすぎ丸くんに、まるこっこさんの体が追い付いていかないようです。でも山王祭の鈴の音で穢れを払い、ベビー服も準備したのでもう安心! ラブリーな服を着たすぎ丸くんの姿を早く見たい…。
(So Da Tsu com編集部)