2月10日(金) 子育てと親育て
長男コロが生まれてから始まった、子供を育てるということ。親も子供に育ててもらって本当の親になっていくと言われた事がありますが、全くその通りだと思います。
長男コロが生まれたばかりの時は余裕がなくて(よく泣く子で、ずっと抱っこしていました)、大変だと思う余裕すらありませんでした。1ヶ月したら落ち着くよ、と言われて心待ちにしていた1ヶ月が経っても何も変わらないまま。3ヶ月で…6ヶ月で…1歳になったら…。ずっと大変なまま、毎日が長くて、気が遠くなるような日々でした。
児童館の集まりに行っても、他のママ達が子供を抱っこしてニコニコおしゃべりしている中、私1人だけ長男コロを追いかけて走り回っているなんてしょっちゅう。ママ友を作りたくても、落ち着いて話す事も出来ない状態では難しく、疲れと孤独でストレスだらけ。今思えば、長男コロが特別大変なのではなく、私の頭が初めての子育てでガチガチすぎて、心に余裕がなかったのでそれがいけなかったのかな?と思います。(よくいうラクな子でもありませんでしたが…笑)
そんな長男コロもこの春で高校生になります。あんなに長く感じた赤ちゃん時代に比べて、ここ最近の毎日は早い、早い。あっという間に大きくなって、私の背を追い抜いたと思ったら、そのまま旦那さんの背も抜き去り、肩幅はガッチリ、声は低く、怒られれば生意気に自分の意見を主張してきたり…。
親として常に正解であったとはいえず、いまだに申し訳なかったな~と後悔していることも少なくありません。それでも「大好き!」とニコニコしながら何度も言ってくれて、素直な心で向かってきてくれます。
ベビーけいちゃんが生まれてからは、最初はムラがあったお兄ちゃん業も、今ではすっかり頼れる存在になり、毎日激しく?ベビーけいちゃんを可愛がってくれます。怒ったり、笑ったり、時には泣いたり、語り合ったり、長男コロと過ごしてきた15年はかけがえのないものだと感じます。
私達を親にしてくれてありがとう。さらにまだまだ続く本当の親への道を示してくれてありがとう。子供って本当にすごい存在です。自分が若い時に確信を持って理解するのは難しいことですが。
すべての子供が愛情に包まれていられますようにと切に願います。もし間違ってしまっても、それを正す勇気が持てますように。
ゆりころさんへ
「親としては後悔ばかり。。。」というのが大部分のママの本音です。
人間同士の関係は、山あり谷あり。できるだけ長~くお付き合いしたいので、 日々の積み重ねを大切にしたいですね。
(So Da Tsu com編集部)