★日記は、毎週水曜日に更新されます。どうぞお楽しみに!
お産を振り返って…その1
Mくんが生まれて三ヵ月が経ちました。遅ればせながら、お産レポを綴りたいと思います。
2月23日に日付が変わる頃、下に押されるような痛みを感じ、病院へTEL。私の場合、子宮口が先々週から4,5センチ開いている経産婦なので、いつもとは違う痛みを感じたら直ぐに連絡するようにとの指示をいただいていました。電話にでてくれたのは、先週お世話になったM係長さん。名乗るなり「ヨウさん、すぐにこちらへ来てください!」と言われ、慌てて病院へ向かいました。産婦人科の病棟へのエレベーターが開いた時、私の目の前には、赤ちゃんを取り上げる姿で待ち構えてくださっていたM係長さん!!仁王立ちのそのお姿を見た瞬間、ホッとしたのは言うまでもなく、安心して産める〜と思えました。対照的にM係長的には「車中出産じゃなくてよかった〜。」と内心思ったそうです(笑)
その2
病院に着いたのが、1時過ぎ。陣痛室をスルーして、直ぐに分娩台へ。お産に付き添ってくれることになったのは、入院中からお世話になっていた美人のI助産師さん。内診すると子宮口7、8センチとのこと。スピード出産は大量出血の可能性もあるので、念の為、輸血用の血管を確保したり、冷えないようにとレッグウォーマーをはかせてもらったりしつつ…正直まだまだ痛みに耐えることができました。私って鈍感なのか?!2時を回った頃から痛みが強くなり、主人に背中をさすってもらったりしながら痛みに耐えました。I助産師さんは「ヨウさんのタイミングでいいですからね〜」と言ってくれますが、正直タイミングがわからない私。Uくんの時はどうだったっけ??と思い出そうとするも、段々余裕がなくなり、「もういきんでもいいんでしょうか?」と言う私。「いつでもいいですよ〜。ヨウさんの好きなタイミングで!」と優しい口調のI助産師さん。でも私としては、さあ、今いきみましょう!!とか誘導してほしいんだけど…と内心思ってしまいました。
その3
痛みが強くなってきた時に「お産って私と赤ちゃんが力を合わせないといけないんだった。私が産むんだ!」ってことを思い出しました。そして。「私はMくんに会いたいんだよ!」と強く思いながらいきむと、パーーーンと破水する音というか感覚があり、「破水しました〜。もう少しですよ!」とI助産師さん。あと少しって思うとさらに頑張れちゃうところなのですが、「これくらい見えてます」ってI助産師さんは500円位のサインをするのです。私的にはもう殆ど出てるんじゃないかって気持ちでいきんだはずなのに…ちょっとショックでした〜(笑)一瞬心が折れそうになりながらも、ここは頑張り時!ただ、ちょっと赤ちゃんが頭が大きそうなので、会陰切開することに。Uくんの時は切開せずに済んだのですが、ここまで来たら、先生方の判断に任せることにしました。そして、その後一度いきむと「もう大丈夫!息、ラクにしてね〜」と言われ、かわいいかわいいMくんが元気に誕生したのでした。
Mくん2012年2月23日午前2時47分誕生。身長51.5cm、体重3322g。
ちなみに…
今回もスピード出産と言えるらしいのですが、心配していた出血は少なく、鉄剤などは処方されず。切開したものの痛みは殆どなく、子宮の収縮や悪露も順調、そして何よりおっぱいの出も最初から順調でした。残すは体重・体型だけ(汗)3ヵ月過ぎたのにまだ3kg戻っていません。そして三ヵ月も経つと、切迫早産で安静・入院したことも、お産の痛みもいい思い出。できることならまたこの経験をしたいと思っています。それだけ子どものパワーはすごくて、子どもがいてくれる幸せは毎日波のように何度も何度も訪れています。
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